2006年8月30日水曜日

Brenta ドロミティ・ブレンタ



マドンナ・ディ・カンピリオMadonna di Campiglioからのドロミティ山塊ブレンタ。

晴天の日は、空の青さと岩肌の白さとのコントラストが、ブレンタをより一層壮大で厳格な山に見せる。

この日は1日で天候がさまざま変化したのでした。

2006年8月24日木曜日

lago di Tovel トヴェル湖


メリンダで馴染みのノン渓谷は、あたり一面の林檎畑が広がる日当たりの良い台地である。

中心地クレスから南西へ。針葉樹林に囲まれた湖、トヴェル湖はかつて熱い日にその一部が赤く染まることで有名になった。残念ながらその現象が見られなくなって20‐30年になるらしい。

湖畔一周できる遊歩道から、ドロミティ・ブレンタがそびえる姿が眺望できる。

2006年8月23日水曜日

Nardis ナルディスの滝

ピンツォ‐ロから北へカリソロCarisoloを通り、ジェノヴァ渓谷へ向かう登り坂が始まる。 アダメッロ・ブレンタ自然公園の指定地域に含まれるジェノヴァ渓谷に、100mを超える高さから二つに分かれて流れ落ちるナルディスの滝がある。

壮大な滝を見学するために、トレッキングのエキスパートである必要はなく、ポンテ・ヴェルデの近くまで車両侵入可能でそこから500mのところにナルディスの滝が見える。

ジェノヴァ渓谷はアダメロとプレサネラの間、いくつかの滝と湖を望める緑豊かな17キロに広がる谷で、トレッキングの経験の少ない訪問者から、サルカ川の派生地点であり、氷河の舞台が望めるべドレまで歩くコース、さらに、本格的なトレッキングコースなど、技量に応じて自然を満喫できる。

2006年8月22日火曜日

La Danza Macabra ダンザ・マカブラ(死の舞踏)



ピンツォ‐ロ Pinzolo の住宅地のはずれに、1515年建立の墓地のある小さなサン・ヴィジリオ教会がある。教会の外部南側面の20m以上に及ぶ『死の舞踏 Danza Macabra』の壁画は、1539年のシモーネ・バスケニスによるもの。

『死の舞踏 Danza Macabra』は主に北ヨーロッパに見られる壁画で、基本観念の象徴で、全ての人間が同等の運命を持つ、つまり全ての人間に死がある、ということだそうだ。

2006年8月10日木曜日

Tosella トゼラ



『トゼラTosella』とはトレンティーノとヴェネト方面でよく食べるチーズのひとつで、牛乳とcaglio (凝乳酵素)で作るそうです。

作りたても、まあいけましたが、鉄板で表面を焼いてポレンタと食べるのがもっと美味しい。

2006年8月8日火曜日

Cavalese カヴァレーゼ



フィエンメ渓谷の中心の町。

毎年1月最終日曜日に行われる、モエナMoenaからカヴァレーゼまでの長距離スキー競技『マルチャロンガ Marcialonga』でも知られる。

Strudel di mele  林檎のストゥル‐デル



トレンティーノ地方の最も代表的なお菓子のひとつ。

作り方はいたって簡単(練りパイ生地):

<材料>
小麦粉300g、 卵1黄身1、バター100g、 牛乳 半カップ 、干しぶどう 500g 、リンゴ 6個、塩、シナモン、レモンの皮の摩り下ろし少々

<作り方>
1、ボールに小麦粉と柔らかくなったバター50g、卵1個、ひとつまみの塩、少し温めた牛乳を加え、練り生地をつくる。柔らかいボールになったら15分ほど置く。
2、一方、リンゴの皮をむき一口大に小さく切る。干しぶどう、松の実、レモンの皮の摩り下ろし少々、シナモン、砂糖、バターの残りを混ぜる。
3、生地を麺棒でできるだけ薄く延ばし、2の材料を中にいれ、太めのサラミのかたちになるように包み込む。上に卵の黄身を刷毛で塗り、オーブンで50分焼く。

折りパイ生地(pasta sfoglia)と練りパイ生地(pasta frolla)のどちらにするかは好み。 私の知っている限りでは、練りパイ生地を使うのが正統派との意見が多い、けれど。

フィエンメ渓谷 Fiemme、カヴァレーゼ Cavaleseで売っていたストゥル-デルは折りパイ生地を使ったもの、中にリンゴがたっぷり入っていて、どちらかというと『アップルパイ』。 これもなかなか美味しかったです。