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2021年10月5日火曜日

秋の収穫

 いよいよ収穫の秋。少し郊外にでるだけで果樹園が豊富なのがトレンティーノである。

9月中旬、収穫日を待つばかりのりんご果樹園を通りながらウォーキング。ゴールデンだろうか、いかにも美味しそうにたっぷりに成長している様子。

私は写真を撮るだけだが、時々小さな子供がちょっと拝借しているのも実は目撃してしまう。一週間後には収穫。


これもまた、ウォーキング中に出合うフルーツのひとつ。Mela Cotogna (マルメロ)だそうで、トレンティーノで見られる果樹。生で食するには苦いので、ジャムなどにするそう。日本では「かりん」の種類です。栽培でなく一般家庭でなっているもの。

9月最終土曜日は晴天に恵まれ、収穫日和となったブドウ。テーブルワインにする個人所有ブドウ畑の黒ブドウ。2021年は房が良く熟成、美味しいワインができるとの予想だそうだ。ちょっと味見しただけでも、酸味と甘み水分もちょうど良い。

ワインになるまで楽しみに待つのである。

2021年7月2日金曜日

覚書 Cantina Aperta - Cantina Endrizzi  カンティーナ・オープンデー 

5月末、長い間の外出規制から徐々に解放されて、アウトドアで過ごすのがとても好ましく、緑が美しい季節になってきた頃、カンティーナ(ワイン醸造所)を一般解放するイベントが再開されました。

昼食後、チェンブラ渓谷と北部の丘陵を少し歩き、遅い時間になりましたが、サン・ミケーレ・アッラディジェのカンティーナ・エンディリッツィ Cantina Endrizzi に立ち寄り、西陽に照らされた広いぶどう畑の中でワイン試飲。

Cantina Endrizzi はトレントの北部アディジェ側の東岸に位置し、1885年創立、現在5世代目の県内でもっとも伝統的なカンティーナのひとつでもあります。



トレンティーノとトスカーナにぶどう畑を持ち土地柄を生かしたワインを製造、国際的なレベルでも評価されています。近頃は”美味なハッピーアワー”を提案していることで(個人的にも)要注目です。

エンディリッツィ https://www.endrizzi.it/it/

日本訪問もしているそうです。

https://www.endrizzi.it/blog/2021/04/26/giappone-affinita-elettive/

2021年4月16日金曜日

シナノゴールド in Italia

「シナノゴールド」は長野県産のりんご種であるが県開発団体の協力のもと、南チロル(トレンティーノ・アルトアディジェ特別自治州ボルツァーノ県)農業生産者団体(VOGとVI.P)での試験栽培が始まり、2016年に商標に関するライセンス契約を締結、2019年にはいよいよ欧州から90カ国に販売が可能になったそうだ。

https://web.archive.org/web/20200202042555/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42111000W9A300C1L31000/



 

縁があり途中経過の取材とライセンス契約について少々関わったものの、みじかな市場(スーパーマーケット)で見かけることなく今日まで数年経過。ようやく先日初めて普通のスーパーで見つけたというわけで、感激!である。長野県原産「シナノゴールド」はイタリア北部でも居心地を見つけて元気に育っていたのね!


味はサクサク、フレッシュ、ジューシーで、他のどの種とも異なる。イタリアのりんご保存技術が優れていることは聞いていたが、収穫したばかりとも思える新鮮さが十分保たれている。しかも形の良い大きめの綺麗な黄色、イエロー(Yellow 黄色)とハロー(Hello) を合わせた「Yello」の名にぴったりではないか!


さて、ここトレンティーノ(トレンティーノ・アルトアディジェ特別自治州トレント県)はりんご栽培でも知られています。メリンダ(Melinda) 生産共同体日当たりの良いノン渓谷、ソーレ渓谷において栽培されるりんごを扱っている県最大りんごメーカーなのです。やはり地元優先という理由で、南チロル産は今まであまり見かけなかったのかしら。(何しろ県境壁は厚いのだ、地元住民しかわからない厚さだけど)


トレンティーノ・アルトアディジェ地方の代表的なお菓子「ストゥルーデル」は「レネッタ」(また通称、「カナダ」)が最適と言われていて、県内では初秋の一番初めの収穫、ちょっと若くて(いわばサクサクな感じ)固めな感じのりんご種を使うのがちょっと通。(県内の話)




でも今回はこのシナノゴールドで「ストゥルーデル」を作ってみました。

結果、その違いを説明するのは難しいけれど、「りんごのストゥルーデル」というより、日本の「アップルパイ」に近い味になったような、りんごが良く焼けた、という印象です。(ジューシーだったせい?)


トレンティーノ・アルトアディジェ特別自治州はその歴史上、ドイツ・オーストリア文化の影響を受けており、食生活もしかり。実はハンガリー旅行の際は”元祖ストゥルーデル”のレストランにも行きました。時と場所を経て、若干味や作り方の変更もあったのでしょうが、今ではトレンティーノ・アルトアディジェ州の地方菓子として根着いております。


ともかくこの近郊の「ストゥルーデル」は、どのりんご種でも好ましい美味しさ。美味く焼けるのは多少経験が必要ですが、どの家庭にあるりんごと小麦粉の生地で作れる、とても近しい、いつの時代も愛されてきたお菓子、と解釈、納得しています。


#shinanogold #mele #apple #strudeldimele #italia # italy #trento #trentino #trentinoaltoadige #bolzano #sudtirolo #europa

2020年9月23日水曜日

カンティーナ・フェッラーリ

トレンティーノ【FERRARI フェッラーリ】2020年収穫レポート 醸造責任者マルチェッロ・ルネッリ氏 ワインライブラリーvol.10 #Fe...



スプマンテでおなじみ、#カンティーナ・フェッラーリの日本語字幕スーパー付き収穫レポート(日欧商事)共有させていただきます。

私事ながら、夫の実家の葡萄畑も先週末ブドウ摘を終えワイン醸造が始まりました。実家のブドウ畑は人手の理由から近年かなりその栽培も減り、今年は赤ブドウのみ、でも良く熟した美味しいワインができそう、と義父の見解です。

2018年10月23日火曜日

秋色 

だいぶご無沙汰してしまいました。
10月中旬の「かぼちゃ祭り」に出かけると、すっかり秋が深まっていることにようやく気がつく。辺りは「秋色」、楽しい自然の彩り。
ザクロとマルメロ
近頃市場に時々お目見えするマルメロ。フルーツでも生では野生的すぎる(?)煮るとかジャムにして食する。マルメロ入りリキュールなどもあり。

りんごと梨
オーガニックマーケットで、色と外見の可愛らしさにりんごを数キロ購入。大きさも色も均一ではないけれど、これがいっそう美味しそうに見えたというわけ。
赤りんごは赤というより、ピンク色。やや小ぶりでとても愛らしく、黄色のりんごのほうは甘くみずみずしく、それは、かのゴールデンなんかにもひけをとらない。

さて「ブオナ・ルイジャ(ブオナ・ルイザ)」梨、なかなか売っていない種類だそうですが、コクがあり、美味しさは噂通り。

秋の果物、目でも味わっているこの頃です。



2012年8月29日水曜日

トレントの朝市


毎週木曜日の午前中はトレント中心地が一躍賑わう。その理由は“朝市”である。

ハム・サラミやチーズはもちろん、グリルチキン、フリット、フルーツ、野菜、魚貝類、花・ハーブ、履物衣類、生活雑貨などなど、暮らしに関するほとんどの物がチェントロの屋台に勢ぞろいするのだ。商店街ショッピングより、やや元気で臨むこと要、でも時にお買い得品も見つかるかもしれません。
また、Piazza Vittoria の毎朝の食の市はお馴染み。地元特産野菜も見つかります。
 


そして、土曜の7時半から13時まで駅前のPiazza Dante では、トレンティーノの農家や、県公認の有機栽培業者の直売市がたちます。めったにお目にかかれない、ストゥルーデルを作るのに最適なレネッタも、ここにはちゃんと商品として並んでいますよ。

もし食に興味があって、地元の人たちがどんな暮らしをしているか、少しでも知りたかったら“メルカートを覗くに限る”のでは?

2012年4月26日木曜日

LE GALLERIE-Piedicastello

Le Gallerie で開催中の『DiVinNosiola』

祭日と週末には、ワインやデザート酒の飲み比べも出来る試飲(有料)を提供しています。




葡萄栽培には”適した地質”が重要な条件のひとつです。対比して展示してあるのが興味深いですよ!



2012年4月12日木曜日

DiVinNosiola (5月6日まで)

5月6日まで、ノジオラ葡萄酒と地元特産品、渓谷の文化にふれるイベントが満載です。


第18回ノジオラワイン展とテイスティング> 
ところ: Le Gallerie –Piedicastello

とき : 5月6日(日)まで (月曜日除く)

ラギ渓谷の葡萄酒醸造業者29社のワインと、地域で発展している金属細工業者の創作展を行っています。また土曜日(15時から18時)毎日曜日(11時から18時)4月25日~5月1日(11時から18時)はテイスティングもお楽しみ頂けます。

渓谷の教会を訪ねるトレッキング> 

ところ:サンタ・マセンサ
とき :
4月14日(土) 14時発 サン・フィリッピ・エ・ジャコモ教会へ

4月28日(土) 14時発 サンティッシミ・アンジェリ・コストーディ教会へ

ノジオラ葡萄畑や湖水、古い井戸のある渓谷を散策し小さな教会を訪ねる小トレッキング。
各回とも、教会のストーリーに因む朗読と音楽のパフォーマンスを鑑賞後、カンティーナ訪問とテイスティングを楽しみます。

参加費:12ユーロ(要予約) 

ワインとジャズ
 
ところ: Azienda agricola e Distilleria F.lli Pisoni - Pergolese
とき : 4月22日 (日)  

16時 コンフェレンス『セロニアス・モンクについて』
17時 N.P. Monk Collective ジャズコンサート 



渓谷を歩いて食べる" マーニャロンガ"  



とき :5月1日(火)10時30分から12時30分発

予約推奨、当日は出発地点で登録受け付け。(1000人まで参加可能)
 

アーバントレッキング>  

とき : 4月21日 (土) 14時30分発

"旧アディジェ川街道と用水路を訪ねる" トレッキング

出発地:Ufficio Informazioni, in via Manci 2 - Trento

参加費: € 12,00 (要予約)

カルチャーウイーク> 

ところ:Le Gallerie - Piedicastello 

とき :4月14日から22日 9時から20時(月曜除く)

"Ritorno sul Don" 展   (期間中の18時、土・日曜 16時と18時 ガイド付でご案内)

ヴィーノ・サントを味わう> 
"Passito è passione. Il trentino Doc Vino Santo”
ところ: Palazzo Roccabruna
とき :
4月12日 18時30分
 Valle dei Laghi: il Trentino DOC Vino Santo

4月14日 18時30分
Il Golosario』.著者 Paolo Massobrio をゲストに迎えて、Il Trentino DOC Vino Santo
4月14日 19時から20時
食とヴィーノサント - Agritur Baita Santa Lucia “Da Fritz” (Bezzecca - TN)

4月15日 12時から15時 
食とヴィーノサント -  ristorante Al Forte Alto (Nago - TN)

<トレント・フィルムフェスティバルートレッキングとテイスティング>

とき :
4月28日 (土) 20時発 ナイト・トレッキング

4月29日 (日)  9時発 カリシオ山をマウンテンバイクで

5月6日  (日) 10時30分発 リフージョ・マランザまでロバと歩くスペシャルトレッキング

また期間中、地元レストランではスペシャルメニューを提案、その他にもシアター、ガイド付トレント市内観光とノジオラテイスティングなど、期間中の特別企画が盛りだくさんです。

詳しいプログラムや予約・問い合わせについては、トレント・モンテボンド―ネ・ヴァレデイラギ観光局のサイトでご確認下さいませ。

http://www.apt.trento.it/dettaglio.htm?L=it&ID=ELE0219072 

2010年11月15日月曜日

林檎 レネッタ

ノン渓谷特産林檎『レネッタ』



少し酸味が強いが独特の風味。特にトレンティーノの代表的お菓子『ストゥルーデル』やいわゆる『アップルケーキ』に最適。

青緑色の皮が、日本の『梨』に似ていませんか。(でもNashiという種類の梨も存在する)

2010年9月27日月曜日

Val di Gresta - グレスタ谷

味覚の秋ともなると、バイオ野菜生産で有名なグレスタ谷では恒例の展示見本市(9月17日~10月17日)が開かれます。



ここのお宅の畑は、左からジャガイモ、キャベツ、にんじん、、、ジャガイモという割り当て。一昨年訪れた時はヴェルザ(ちりめんキャベツ)が見事でしたが。



野菜の買い出しに行くついでに軽いウオーキングもできるという具合。

大型キャベツは、ほぼ冬に欠かせない「クラウティ(酢漬けキャベツ、ザワークラフト)」として食されるわけですね。



ちなみに”瓶詰め”クラウティもグレスタ谷ブランドがあります。
そのままでももちろん食べられますが、オリーブオイルと水を加えて、20分ほど弱火で煮込む。小さく切ったリンゴを加えて煮込むとひと味違います、という勧めです。

2009年8月25日火曜日

ノン渓谷



新しくトンネルとバイパス線が開通したおかげで、ノン渓谷までのアクセスがトレント市内からもヴァルスガナからもぐっと早くて便利になりました。



この谷の良く日が当たる開けた高原地帯は一面りんご果樹園です。
ヨーロッパに流通するりんごは約50パーセントがイタリア、トレンティーノ・アルトアディジェ、ヴァレ・ダオスタ、ヴェネト、エミリア・ロマーニャなどの栽培産で、そのうちの20パーセントはノン渓谷産なんだそうです。

地元の約5000の小規模の果樹栽培業者がメリンダ共同組合に加入。9月からロイヤル・ガラの収穫が始まり続いて3種類のDOP―Renetta Canada、Red Delicious, Golden Delicious、冬が始まるころがフジの収穫になります。



こちらは早めに収穫する『ロイヤル・ガラ』。甘酸っぱいフレッシュな味で日本のりんごの味に近いかな。

2009年4月21日火曜日

SETTIMANA DELLA CULTURAー文化週間

SAN MICHIELE ALL'ADIGE のトレンティーノ民族資料館へ。
文化週間の18日から26日の毎日14時30分から、18、19日、25日、26日は10時と14時30分の2回、ガイド付きで館内を案内。



葡萄酒醸造に関する資料室はもっとも興味深いところ。


サンミケーレにはイタリア唯一の農業研究専門学校があり、トレンティーノ農業を代表する葡萄酒製造研究の高度な技術は知ってのとおり。

ひょうたん型かぼちゃのワイン瓶。



ワイン瓶はこうやって乾燥していた!



製糸業部門




こちら、トレンティーノで盛んな製蜜業部門。クマを脅かすための案山子。



今年のスローガンは“文化は全ての人々に。君も参加しよう”で、文化・芸術をもっと身近に触れ、教養を高めようということらしいです。
多くの美術・博物・考古学館、図書館などが無料または割り引きで入場でき、特別講座やコンサートなども催されているので、この機会に是非。

http://www.beniculturali.it

2008年10月19日日曜日

栗林 


栗の季節。この週末はトレンティーノあちらこちらの山村で栗祭りがあったようです。
今年はブレントニコ高原の栗林で有名な Castione di Brentonico へ。

お祭りの特別企画で栗林をガイド付きで案内してくれました。今年出荷するための栗拾いは終了したので落ちているものは持って帰っていいですよ、と言われて子供も大人も結構一所懸命探してましたが、ホントに辺り一面に栗の殻が落ちている林。たくさんの落ち葉はこの地域では家畜用の寝床の干草として使われるそう、確かにクッションになりそうな位な嵩。

生栗を冷凍する方法を教えてくれたので、では早速買って帰ろう、と思ったころは既に村中の販売所は売りきれ。そういえば山あいの小さな村落なのに、随分下のほうに駐車し坂道を徒歩で向かう人々、周辺の臨時駐車場も満杯、貸し切りバスも止まっていたくらいの賑わい、だった。なくなるはずだった、、。

ここの栗林は全て個人所有で、栗の実がなる秋だけでなく、林の清掃から始まり栗を落し、拾う作業、販売するために3種類の選り分けた後洗浄、などなど Castione 村一丸となって手間をかけ携っている栽培だそうだ。

2008年1月16日水曜日

Broccolo di Torbole e Santa Massenza

<ブロッコロ・ディ・トルボレ・エ・サンタ・マッセンツァ>

カリフラワーやブロッコリーの野菜の仲間であるが、この地方で採れるのはカリフラワーに見えるかぶの部分より、葉っぱが大きく成長しているのが特徴。

大きな葉はざくざく切って、太い茎を取り除き、かぶも葉も塩茹でにする。普通のカリフラワーよりかなり小ぶりなせいかサクサクしている。そして葉のほうが更にしまってコクがあるという感じ。魚料理にも、カルネ・サラーダのつけ合せ野菜にもおすすめだそう。

コショウ少々とオリーブオイルをかけるだけで充分美味しい、トレンティーノ産の冬野菜です。(11月から4月)

2007年5月28日月曜日

Zambana産 白アスパラガス

トレントの北部Zambana特産の白アスパラ。

なんでもアディジェ川の土手の空き地に耕作され、この地域の気候と湿気と地層が白アスパラを育てるのに適しているそうで、繊細で柔らかく、繊維のないアスパラがここの特徴らしい。

Zambanaでは春先にお目見えしてから5月最終の土曜日が最後の販売日。名残惜しいですが、今年最後のアスパラを昼食に準備して来年までお預けということに。

本来なら立てて茹でるということなので、『アスパラ茹で専用鍋』があったほうがもっと美味しく食べられるのかしら、と思っている。夫君は数年まえから立ち止まってウインド-を眺めているが。

2006年9月13日水曜日

Susino di Dro ドロのプラム


サルカ川の流れる渓谷の村落のひとつドロ Droはプラム(西洋スモモ)の産地。

  • - È da considerarsi un ecotipo locale di susina. Il frutto, che si presenta di pezzatura media e con buccia di colore violaceo tendente al blu scuro, ha una polpa molto consistente di colore giallo, giallo-verde, è spiccagnolo e si presta per una conservazione anche prolungata. Il sapore particolare, dolce e acidulo e l'aromaticità, che rappresentano le caratteristiche più spiccate di questa susina, sono legati a dei particolari contenuti chimici determinati dalla varietà e dall'ambiente unico, qual è quello della Valle del Sarca. Questi componenti la differenziano nettamente da altri tipi di susina e in particolare: l'elevato contenuto in acidi organici e soprattutto acido chinico, gli elementi minerali con netta predominanza del potassio che ne rappresenta circa il 40%, l'elevato contenuto vitaminico e in particolare il beta-carotene (provitamina A) e vitamina PP.

ドロとピエトラムラータの間、渓谷の谷底には『マロッケ』と呼ばれる、もともと氷河の作用による岩の堆積の特徴ある景色がみられる。アルコからトレント方面へ北上約4,5キロ。