2009年5月18日月曜日

ワインとお菓子

トレンティーノワイン展示会の覚書
<ガルダ湖からノーチェ谷へ>ワイン街道舌つづみ、食後酒とお菓子編。



VINO SANTO-ヴィーノ・サント、Valle dei laghi産の甘口ワイン。(右)
葡萄はもちろんオリーブ栽培にも適している温暖な地中海型気候、狭い渓谷間をガルダ湖からの通しの良い風が吹く、いくつかの湖が点在、ヴィーノ・サントを特徴つけるかかせない条件だそうだ。

土着種のノジオラを藁のうえで乾燥させ干しブドウの糖度が高まったところで果汁をしぼり発酵、密封した樽で6年から7年熟成する。透明な琥珀色をした甘口の食後酒。

GRAPPA-グラッパは葡萄の搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留してつくる食後酒。(中央透明)

そして同伴するお菓子は『フレゴロッティ』と『チョコレートと梨のタルト』。二種類のお菓子を二種類の食後酒と飲み比べてみるって提案です。



フレゴロッティとはトレンティーノ方言で正式にはスブリソローナ。砕いたアーモンドと小麦粉、バター、砂糖、卵を急いでまぜて、粉々の生地をオーブンで焼くトレンティーノのお菓子なんだそう。

アーモンドのパサパサ感を甘口のヴィーノ・サントが口の中でしっとりしっくり、正当的ヴィーノ・サントの飲み方。そして、グラッパとチョコレートのタルトは双方の強い風味が上手く調和。

最後に協賛Pisoni蒸留酒製造所の'お父様'考案のチョコレートグラッパを試飲(左)。これはジェラートなどにちょっとかけて頂くというのがお薦めだそうです。

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