2011年6月20日月曜日

Feste Vigiliane


トレントの守護聖人ヴィジリオに因むお祭り。
毎年6月最終日曜日にグランフィナーレを迎えますが、殊に聖人の日と日曜日が重なる今年はさらに盛大で様々なイベントが企画されて、トレント市内は俄に賑わっています。

見逃せないのが仮装したチウジ(トレント)とゴビ(フェルトレ)の2チームがトレント伝統料理『ポレンタ』を巡る戦いを囃したてるマスケラーダ。
5世紀のトレントとフェルトレ間の紛争がオリジナルだそうです。

6月26日 (日)21時より
トレント・フィエラ広場 (Piazza FieraーTrento) 

2011年6月16日木曜日

Via Diaz



世間はサン・ヴィジリオ祭に向けて忙しい。

このオジサマ、お祭りまでにドレスアップするのかどうか、とても興味深いウィンドディスプレー。(してほしい、、、)




2011年6月8日水曜日

ボルダリング(フリークライミング)

レント地方の部落のお祭りなどでよく見かける、子供達対象のフリークライミング体験スペース。



4~5㍍くらい高さの人口岩場をロープを使って登り、そしてロープを伝わって降りる体験が出来るというもの。



当然何人ものインストラクター、墜落時用のマット、クライマーはヘルメット、安全用ロープ着用と安全防備にはかなり注意しています。(こちら『安全保障』に関して結構厳しい)
クライミングは全身と全神経を使うスポーツ。注意力と運動能力が両立して養われ、上手く登っていく子達もいるし、途中でギブアップしたりと様々、それでもそれ程悔しがったりしないところがイタリア的。
小さな頃から、完全防備させて少々リスクのあるスポーツに挑戦させることも、自己能力の見極めを学ぶ意味で有意義かもと思ったりして。
とても面白そうなので、ついつい立ち止まり眺めていました。


2011年5月30日月曜日

四方山話会チャリティーイベント無事終了

四方山話会主催・後援、東日本大震災支援チャリティーイベント、第一夜の5月14日(土)サン・ロレンツォ大修道院で行われた、『Organ Duo』 によるパイプオルガン連弾コンサートに引き続き、第二夜27日(金)、音楽と語りの夕べ”In Viaggio”-L'inchiostro nel Pozzo 協力、も お陰様で大好評で幕を閉じました。

思いがけず多くの方々が、日本を思ってくれている事がとても心に染みました。

こちらジャンピエロが作ってくれた第一夜のビデオクリップ。



皆の力で実現したチャリティです。
イタリアから、被災地の1日でも早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
また私たちは、故郷『日本』を信じて、遠いところからも応援しています。

2011年5月2日月曜日

四方山話会主催チャリティーイベント


東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまと、そのご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。

被災地の復興に少しでも役立ちたいと、トレンティーノ在住パイプオルガン奏者の吉田愛さんと、日本を応援するイタリア人アーティスト達のチャリティーコラボレーションを四方山話会がバックアップします。

5月14日(土) 18時より
愛さんとご主人の連弾コンビ 「Orugan Duo」コンサート
La Badia di San Lorenzo (トレント駅側)にて

5月27日(金) 21時より
「L'inchiosto nel pozzo」による芭蕉『奥の細道』着想の俳句パフォーマンス
Centro Teatroにて (住所 viale degli Olmi 24)
(Comune di Trento-Politiche Giovanili, Compagnie Teatrali Unite協力)

いずれも入場無料、集まった義援金はミラノ総領事館を通して日本赤十字に送金されます。

近くにお越しの皆さま、是非ともお立ち寄り下さいませ。

2011年3月3日木曜日

噴水で泳ぐ、、


裁判所の道を挟んだ向かいに小さな公園があります。
作者不明の噴水(20世紀とされる)に施されたイルカ(?)。愛嬌があるんだな。
大分傷んではいるけれど、魚も泳いでいます、傍らで。

2011年2月7日月曜日

L'invenzione di via Verdi-ヴェルディ通り新考案

800年代の後半トレントは人口2万人以下の小さな町だったそうだ。『ジュゼッペ・ヴェルディ通り』は当時アレッサンドロ・ヴィットリア通りと呼ばれており、その頃から900年代初頭にかけて、外観を重視した新都市開発構想が始まる。トレント中心地の歴史的な通りのひとつに焦点を当てた展示会です。



ドゥオモを背にアディジェ川に向かいまっすぐに伸びているヴェルディ通り。
Società filarmonica が現在の場所に拠点を置くのが900年代始め、現トレント大学社会学部はかつて小学校だった場所。現経済学部は農業研究所であった。多くの学生が利用している現大学図書館なんとパン製造所だったそう。現在大学の総務事務所のあるムリーノ・ヴィットリアはその名からもかつての粉ひき所。法学部の教室には製材所もあった。

開発前のイメージや地図を再現、展示している。
最新技術での、過去のヴェルディ通り散策体験が出来るというのが興味深い。

2月27日まで、10時から18時開館(月曜休)
入場無料
場所、Palazzo Calepini-Via Calepina 1, Trento


インフォメーション:http://www.museostorico.it/

2011年1月27日木曜日

四方山話会日本語勉強会

毎回好評につき、人気のステファニア先生指導の四方山話「日本語勉強会」Corso di lingua giapponese, per principianti 1 livello がまた始まります。

2月10日(木)より  毎週木曜日 18時30分から20時30分

今回の勉強会は、第一回目ひらがな、片仮名セミナーに続き、12回授業の少しゆとりのある13回コース。でも自宅学習は必須、日本語を頑張って覚えたい方大歓迎。少人数でしっかり勉強しましょう!

詳しい問い合わせは infodueciacere@gmail.com まで、席に限りがあります。お早めに!
 

2010年12月24日金曜日

モディリアーニ彫刻展 MART in Rovereto 

ロヴェレートの MART(Museo di arte moderna e contemporanea di Trento e Rovereto) にて『モディリアーニ彫刻展』を開催中。

モディリアーニは1911年から1913年の間彫刻制作に専念する。

他の900年代の前衛芸術家同様、独特な個性的表現方法でアプローチし、アートの歴史に影響を及ぼした。古典から中世、ルネッサンス時代、またアフリカ美術の発見、ピカソやブランクージの探求を通じて、後の創作過程における新境地開拓の出発点となる。

彼の彫刻は斬新な抽象形態で、1965年アンブロージュ・チェローニが彫刻集を初出版、多くの大衆を魅了した。チェローニより確認されている彫刻は25作品、そのうちの16点が公表されているもので、他はプライベートコレクションと未確認となっている。

“画家でなく彫刻家”としてのモディリアーニに焦点を当てたMART 特別展、お見逃しなく!

12月18日から3月27日までの月曜から木曜 10時~18時、金曜10時~21時

ヴァカンス中の特別開館日は下記のとおり
12月24日(土) 10時~18時、12月25日(日)15時~20時、12月26日(月)10時~18時、12月31日(金)10時~20時、1月1日(土)15時~20時、1月6日(木)  10時~18時、 毎月曜 10時~18時
入場料:大人10ユーロ、割引7ユーロ、ファミリー割引20ユーロ
ロヴェレート近現代美術館:
corso Bettini 43-Rovereto (TN)
フリーダイヤル 800397760 

2010年11月26日金曜日

BOLLICINE SU TRENTO

トレントDOC を味わう冬の期間限定特別企画。(11月26日から12月13日まで)

木・金曜:17時から22時、土・日曜:11時から22時
12月8日、13日17時から22時



11月25日~28日 FINGER FOOD & TRENTODOC
11月26日  TRENTODOC IN CENTRO
11月27日、28日  ESPRESSO E GAMBERO ROSSO 
11月25日~1月9日 TRENTODOC ON THE ROADS- http://www.stradedelvinodeltrentino.it/

さらに探求したい人の為に、

発泡性ワインに関するコンベンション
11月26日 16時

ワークショップ> 要予約
11月26日 12時 GLI INTROVABILI
11月27日 16時 TRENTODOC IN ROSA
11月28日 16時 BRUT, MILLESIMATO E RISERVA.LE DIFFERENZE
12月02日 18時 BOLLICINE NEL BICCHIERE E TRADIZIONE NEL PIATTO
12月09日 18時 BOLLICINE NEL BICCHIERE E TRADIZIONE NEL PIATTO

予約とインフォメーション:
PALAZZO ROCCABRUNA
C.C.I.A.A. di Trento
Enoteca provinciale del Trentino
via SS.Trinità, 24-38122 Trento
tel 0461 887101
http://www.enotecadeltrentino.it/
http://www.trentodoc.it/




2010年11月20日土曜日

トレント・クリスマス小市場始まりました

19日はメルカティーノ前夜祭。既にピアッツァ・フィエラにはたくさんの人出。
どうやらお披露目サービスでフリードリンク、フリー試食だったらしいということで“納得”。


ピアッツァ・フィエラ、メルカティーノ入り口


この時期ならば、ヴィン・ブルレでハッピーアワーがより“トレンティーノ的”かも。

トレントのメルカティーノ(小市場)は11月20日から12月23日まで。
お近くにお越しの皆さま、是非是非お立ち寄り下さいませ。

2010年11月15日月曜日

林檎 レネッタ

ノン渓谷特産林檎『レネッタ』



少し酸味が強いが独特の風味。特にトレンティーノの代表的お菓子『ストゥルーデル』やいわゆる『アップルケーキ』に最適。

青緑色の皮が、日本の『梨』に似ていませんか。(でもNashiという種類の梨も存在する)

2010年11月13日土曜日

Centochavi-Martignano-Cognola-Povo

9月9日からバス時刻が改正。
トレント北部Centochavi(Martignano-Cognola経由)からトレント南部Povoまで公共バスが走ることになった。

トレント市内から比べるとコリーナと呼ばれるMartignano/Cognola/Povo それぞれ車で走ると互いに5分くらいの距離なのに、さて自家用車がない場合、いったんバスで市内へ下って再びコリーナへ上るか、多少接続が悪くても途中でともかく一度乗り換え待ち時間を含めるとおよそ40分から一時間は優にかかる。

また、北部Gardoloへも一旦乗り換える必要があり、車だとおよそ15分のところバスで約一時間。イタリア生活いかに忍耐が必要かって事ですが。

時刻表を眺めると、北部との接続についての時間の節約はほとんどなし。あちらこちら停車するから決して早いとはいえないが、乗り換えはないという意味では便利。Povo、Cognola、Martighanoのコリーナ間の接続はもっと本数を増やさなければ利用者も増えないかもしれないという疑問はある。

将来的には、大気汚染・環境問題などもふまえたコリーナ間と北部までの鉄道貫通計画があるそうで、どうやらその試験的運行という憶測もあります。

でも、個人的にあれば便利だと思っていたことのひとつです。

時刻表:
http://www.ttesercizio.it/Orari/Urbano/Trento/Linea.aspx?DirettriceID=484

2010年11月12日金曜日

賛否両論、ロゴ『ドロミティ・ユネスコ』

ドロミティ山塊がユネスコ世界遺産に登録されたことを機に、ヴェネト、トレンティーノ・アルトアディジェの3州、ベッルーノ、ウーディネ、ポルデノーネ、トレント、ボルツァーノの5県の共同出資により創立された『ドロミティ・ユネスコ財団』。一般募集の中から財団のロゴがアオスタのアーノルド・トランティの作品に決定した。

http://www.mountainblog.it/?p=11266


選出されたロゴは、真っ赤な背景にドロミティ山塊と並んでイタリア語、ドイツ語、2種類のラディーノ語を横文字がデザインされたもの。

しかし、これには相当の賛否両論あるそうで、たとえば背景の赤色に対して適当でないとか、または自然を象徴するものであるはずが、高層ビルを連想させるデザインであるなど、地元の新聞、ニュース、サイトなどでは大きな反響を呼び、インターネット上でも反対署名運動まで起きている。(ネット影響力はすごい)

http://www.firmiamo.it/logo-dolomiti-unesco--evitiamo-che-pubblicizzino-quell-orrido-

個人的にどうか?  è brutto に1票。(好みを意思表示するのは大切ですからね、ここでは)

2010年11月11日木曜日

いち早く スキー場オープン

ドロミティ・ブレンタのマドンナ・ディ・カンピリオ(Madonna di Campiglio)のGrostè スキー場(標高2500㍍)がいち早く今週末13日、14日オープンする予定だそうだ。(記録的だそうですよ!)

キャビンGrostè 1° e 2° tronco と 6人乗りリフトグロステエキスプレスが午前9時から午後4時まで。初滑りのスキーパスは、大人18ユーロ、子供14ユーロ(2002年11月30日以降生まれ)と特別割引と待ちきれない方には朗報。

<マドンナ・ディ・カンピリオまでの行き方>

車で:
A4 Torino - Trieste: Autostrada
Uscita BRESCIA EST - Lago d'Idro - Tione - Pinzolo - Madonna di Campiglio (Km 220)
A22 Modena - Brennero: Autostrada
Uscita ROVERETO SUD - Mori - Arco - Sarche - Tione - Pinzolo - Madonna di Campiglio (Km 92)
Uscita TRENTO CENTRO - Sarche - Tione - Pinzolo - Madonna di Campiglio (Km 73)
Uscita SAN MICHELE ALL'ADIGE - Mezzolombardo - Cles - Dimaro - Madonna di Campiglio - Pinzolo (Km 78)

電車:
FF.SS. Verona - Brennero: Trenitalia
FF.SS. Trento - Bassano - Venezia: Trenitalia
Ferrovia Trento-Malè: Trentino Trasporti

バス:
Da Trento: Trentino Trasporti
Da Malè: Trentino Trasporti
Da Milano - Bergamo - Brescia: Autostradale
Da Genova: Statturismo

飛行機:
Aeroporti:
Verona Villafranca
Milano Linate
Milano Malpensa
Bergamo Orio al Serio

2010年11月8日月曜日

トレンティーノ・クリスマス小市場


Levico Terme> レヴィコ・テルメ

11月20,21日、26,27日、28日、12月3~12日、17,18,19日:10時~19時
12月26日~1月6日: 14時~19時
11月27日、12月4日、11日: 10時~22時 花火大会21時30分
 
Pergine Valsugana> ペルジネ・ヴァルスガナ

11月13~28日(金、土、日)、12月3~24日 : 10時~19時 (金、土:10時~21時)

Caldonazzo> カルドナッツォ

11月27,28日、12月4,5,8,11,12,18,19日: 10時~19時

Trento> トレント、ピアッツァ・フィエラにて

11月20日から12月23日 : 10時~19時30分

もっと詳しく知りたい方は
http://www.mercatinodinatale.tn.it/

Lunedìcinema

11月8日から3月7日

毎月曜 20時30分より

Povo テアトロ・コンコルディア (Teatro Concordia)にて

入場料:大人5ユーロ(18歳未満 3ユーロ)

割引パス:14回パス 40ユーロ、8回パス 30ユーロ (Povo のタバッキにて販売)

<上映プログラム>
http://www.crushsite.it/cinema/lunedicinema_povo.html


*1月31日(月)『おくりびと』(2008年、滝田洋二郎監督作品)が再上映されます。

2010年9月27日月曜日

Val di Gresta - グレスタ谷

味覚の秋ともなると、バイオ野菜生産で有名なグレスタ谷では恒例の展示見本市(9月17日~10月17日)が開かれます。



ここのお宅の畑は、左からジャガイモ、キャベツ、にんじん、、、ジャガイモという割り当て。一昨年訪れた時はヴェルザ(ちりめんキャベツ)が見事でしたが。



野菜の買い出しに行くついでに軽いウオーキングもできるという具合。

大型キャベツは、ほぼ冬に欠かせない「クラウティ(酢漬けキャベツ、ザワークラフト)」として食されるわけですね。



ちなみに”瓶詰め”クラウティもグレスタ谷ブランドがあります。
そのままでももちろん食べられますが、オリーブオイルと水を加えて、20分ほど弱火で煮込む。小さく切ったリンゴを加えて煮込むとひと味違います、という勧めです。

2010年8月24日火曜日

アダメロ・ブレンタ自然公園

アダメロ・ブレンタ自然公園はドロミティ山塊ブレンタ、アダメロ・プレサネッラ山群をカバーする保護地区。



いくつか推奨されたトレッキングコースがあります。

もちろん早朝起床して時間をかけて歩くのが正当でしょうが、初心者の場合は、マドンナ・ディ・カンピリオまで車で。駐車場からヴァレシネッラーVallesinella(1517m)まで送迎バスが出ています。

そこからCascate Alte 方面、次の休憩地点のマルガ(1681m)まで森と渓流の散策(片道およそ30分)コースがあります。



赤みがかった石灰岩の山塊ドロミティは独特の景色。



以前観光プロモーションの仕事で、トレンティーノの魅力のひとつ「Acquaー水」をどう訳すべきか悩んだことがあります。その水、清流は果してどこに思いながら。



おそらくトレンティーノのAcqua に出合える場所です。

ところで、パンフレットによると、

自然公園の過ごし方10の心得

1、心動かす感動を再発見しよう
2、静寂、風、自然の音に耳をすまそう
3、日の出から日没までの自然公園の秘密と共存しよう
4、自然のかけらを持ち帰るのでなく、映像に収めてコレクションしよう
5、地元に伝わる伝統文化を尊重しながら、人々の形跡を探究しよう
6、自家用車を置いて、足や自転車、送迎バスを利用しよう
7、自然の時間経過に従って、落ち着いて行動しよう
8、ゴミは各自で持ち帰る。他人が落としたゴミを見つけた時は拾おう、公園が常に清掃されている為にも
9、自然をさらによく知るためにエキスパートの力を借りよう
10、自然を満喫するのに適した服装を心がけよう

そのためにも自然公園を尊重する10の約束

1、森の最大の敵は火気。やむを得ない場合は予め指定された場所で着火する
2、草花、動物やトレッカーを尊重するために、自転車は指定された場所を通行する。散策道では押して通行
3、鉱山や化石は持ち帰らない。過去尊重してきたお陰で、何千年もの間そこに存在しているものである
4、音楽の音量を低くし、聴覚を使う。自然はさまざまな種類の音に満ちている
5、動物を見かけたときは、彼らを驚かせないように少し離れること。犬を怖がるので飼い主はロープにつないでおく
6、至るところ見つかる茸を採集するには市の許可証が必要である
7、自然公園の平穏を妨害しないためにも、キャンプは禁止されている
8、軍用品が見つかるかもしれないが、持ち帰らないこと。禁止されており、また危険が伴う場合がある。発見を報告したほうがよい
9、両生類、爬虫類、無脊椎動物(昆虫、貝)なども自然の調和には欠かせない生き物である。彼らに対しても尊重心を忘れないこと
10、草花、樹木を尊重する。色彩の美しさ、自然の良い香りは次の訪問者のためにも存在する

また自然公園にごみ箱が設置されていないのは、各自で持ち帰ることを前提している。ゴミが動物の食文化の変化と環境を破壊する原因にもなるためで、駐車場では持ち帰り用のゴミ袋も分配しているそう。

自然に対する意識を見直しますね。

2010年8月2日月曜日

Lo splendore del ' 600 italiano

夏はイベントが盛りだくさん、先週末コンプレッソ・コレッリによるバロック初期のイタリア人作曲家によるソナタや協奏曲のコンサートがありました。

Trento Estate』の音楽企画、とてもよかったので覚書。

メルシ家邸宅の庭園で行われる予定だったのが、夕方からの強風のため隣接した教会内に変更に。音響としては教会のほうが断然よかったと想像するので、企画側の皆さまご心配なく。


演目
Dario Castello (約 1590 – 約 1658) ソナタ
Biagio Marini (1594 –1663) ソナタ OP XXII
Carlo Farina (約1600 – 1640) 拾遺奇選集
Marco Uccellini (約1603 -約1680)アリア
Antonio Vivardi (1671-1741) ソナタop n.12
Arcangelo Corelli (1653-1713)コンチェルト・グロッソ n. 4 op.6


コンプレッソ・コレッリは6人のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラヴィチェンバロのアンサンブル。トレンティーノ・テーゼロ在住の愛さん(http://organvita.exblog.jp/)が今回はチェンバロで参加。ヴァイオリンの音色としっくりくるのがわかるのも、少人数の合奏ならではの魅力かな。

普段なかなか聞けない選曲で、なぜかジャズのセッションライブを彷彿させたもの、大いに楽しませてくれたバロック音楽の夕べでした。