コロナ禍で昨年からアートからも少しご無沙汰していましたが、今年は興味深い特別展が重なっていたこともあり、是非とも再訪したかったMART トレント・ロヴェレート近代美術館(MUSEO DI ARTE MODERNA E CONTEMPORANEA DI TRENTO E ROVERETO)です。
美術館再オープンした夏の合間に行ってきました。
ガラスのクーポラから光が差し込む入り口広場には、ドナテッロのダビデ像にインスパイアされたというコンテンポラリー彫像。
8月末まで、ラファエッロ〜ピカソからデキリコ展が開催されていました。
ウフィツィ美術館から自画像を始め数点のラファエッロの作品も。(ちょっと画期的!だと思う)
実際には、ピカソとデキリコの自画像から始まり、近代芸術家がいかにルネッサンス時代に影響を受けていたかを対象するもの。
ピカソもデキリコも思いがけず数多く鑑賞できたので、得した気分になりましたとも。
デキリコもピカソもMART所有があるのですが、視点を変えて、また新たに幾つか観られた好機会でした。コンテンポラリー・アートは時々恋しくなる分野、新鮮です。
何度か書いたかもしれませんが、スイスの建築家マリオ・ボッタが手がけた建築も外観、内部ともに見所。
ちなみにトレンティーノ出身の芸術家作品も常設しています。
アンドレア・マルファッティはトレント中心地には幾つかの作品を残している19世紀の彫刻家、近い過去の身近な芸術家のひとり。
3 件のコメント:
ちなみに12月カノーヴァ展が始まります。楽しみ!
地元でラファエロに出会えるとは…なんて羨ましい。芸術に身を浸し心豊かになる自分を暫し妄想(笑)
コメントありがとう。実は半信半疑で出かけたのだけど、地元で”再会”できるとは思わなかったので嬉しかったよ〜。それにプラスアルファがたっぷりあったから、充実した訪問でした!
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