2010年5月17日月曜日

第74回トレンティーノワイン展示会

第74回トレンティーノワイン展示会、5月14日から17日、Teatro Socialeと Palazzo Roccabrunaで開催されました。私が開催祝賀式に出掛けるのもいよいよ恒例に。



今年は56の葡萄醸造業者が参加、トレンティーノDOCと地元の人々に紹介するよい機会。



この展示会の食前酒とは、
中心地のウインドーにディスプレイされ、葡萄酒とはいかに視覚的にもそそるか、と証明したもの。



毎年足を運んでいるわりに、全てのラベルを見比べているわけではないのです。これはF.Zanotelli Elio & lli Soc. Agricola チェンブラ谷のワイン製造業者のもの。ミューラートゥルーガウが今年の最初の試飲ワイン。
畑葡畑の小さなでも大事な仕事のうちのひとつをスケッチしたふう。

妙に陽気なオジサマ二人。



いよいよ賑わってきました。



今年は早い時間に退散。
Teatro Socialeを出ると、いつもの二人が。

2010年3月25日木曜日

DiVinNosiola

Valle dei Laghiで行われるヴィーノ・サントにちなんだ『DiVinNosiola』のイヴェント情報です。



3月30日(火)17:00 "Azienda Agricola Pisoni di Pergolese"
干し葡萄の果汁搾り

4月3日 (金) 17:00 "Castel Toblino"
開会式 

4月5日 10:00-19:00 "Catel Toblino"
ノジオラワインの試飲

4月10日 (土)17日 (土)24日 (土)
ラギ渓谷の伝統を訪ねるトレッキング

4月23日 (金) 17:00-20:30、23-24 "Teatro Valle dei Laghi"
ノジオラ・トレンティーノDOC、ヴィーノ・サント試飲と展示会

20:30 "Teatro Valle dei Laghi"
ジャズコンサート

4月24日 (土)15:00-20:30, 23:00-24:00 "Teatro Valle dei Laghi"
ノジオラ・トレンティーノDOC、ヴィーノ・サント試飲と展示会

20:30 " Teatro Valle dei Laghi"
オペラコンサート

4月25日 (日)10:00-20:00 "Teatro Valle dei Laghi"
ノジオラ・トレンティーノDOC、ヴィーノ・サント試飲と展示会

16:00 "Tatro Valle dei Laghi"
ノジオラワインとグラッパの最優秀賞表彰式

インフォメーション:
Azienda per il Turismo Trento Monte Bondone Valle dei Laghi
www.apt.trento.it/dettaglio.htm?L=it&ID=ELE0001689

Comitato per la promozione culturale, sociale ed economica della Valle dei Laghi
www.valledeilaghiturismo.it/index.php

2010年3月24日水曜日

LIBRIonWINE

また機会の半分を逃しましたが、4月15日まで間に合うものもいくつか。

3月25日(木)Azienda Agricola Francesco Moser
: Via Castel di Gardolo 5-Gardolo di Mezzo (Trento)
"TERRA IN BOCCA" - Brunetto Salvarani, Odoardo Semellini

3月31日(水)Pojer&Sandri
: Loc. Molini 4-Faedo(Trento)
"FOTOCAMERA CON VISTA" - Andrea Tomasi

4月15日(木)Maso Cantanghel
: Via alla Maddonina 33-Civezzano (Trento)
"I DIMENTICATI DELLA GRANDE GUERRA" - Quinto Antonelli



18時より20時、入場料5ユーロ
IL MARGINE 社出版書籍の割引販売有り。

街道沿いの5社のワイン醸造所の訪問、5人の著者による出版発表会と試飲を楽しむという企画だそうです。

トレント・ヴァルスガナワイン街道食品組合http://www.stradedelvinodeltrentino.it/news/727/LIBRI_onWINE.html

2010年3月23日火曜日

GIORNATA FAI

3月27日(土)28日(日)は春のFAI(イタリア環境基金)日。今年で18回目になるそうです。

トレンティーノで特別公開になる宮殿、教会などは

Lavis (TN)
Palazzo de Maffei
: Via Matteotti, 62

Chiesa di San Giovanni Nepomuceno
: Via Matteotti, 45

Monumento a Don Giuseppe Grazioli
: Piazza Giuseppe Grazioli

特別一般公開 (ガイド付き)
27日(土) 13時から18時
28日(日) 9時から18時 

FAI会員限定公開 (当日入会可)
27日(土) 9時から12時


Sabbionara d’Avio (TN)(Bene FAI)
Castello di Avio
: Via al Castello

特別一般公開 (ガイド付き)
27(土)28日(日) 10時から18時 


その他FIABトレント支部主催のサイクリングも企画しています。
詳しくは http://www.giornatafai.it/Trentino-Alto-Adige.htm へ
  

2010年2月18日木曜日

トレント市内観光はガイド付きで

10時発 ブオン・コンシリオ城見学 
15時発 市内観光
 

参加費用:4ユーロ
催行日:毎土曜日 (7,8月は毎木、土曜)
集合:via Manci n.2 トレンティーノ観光局前

いずれも、観光後パラッツオ・ロッカブルーナにてウエルカムドリンク。(イベントの都合により変更になることもあります)


<注>
*トレントカード、ウインター/サマー カード所持者、18歳未満は参加費用が無料になります。
*ブオンコンシリオ城見学には入場料が含まれていません。別途4ユーロ(APT特別料金)がかかります。(トレントカード所持者、18歳未満は入場無料)
*催行人員 10名より
*予約不要
*多国語対応しています。

詳細はUFFICIO TURISMO TRENTINO (トレンティーノ観光局)-tel. 0461 216 000

2010年2月16日火曜日

スローな食前酒

“APERITIVI SLOW” PER PIACERE, GIOCARE E CONOSCERE

イヴェントも半分終わってしまったようですが、まだ間に合います。

食前酒は地元のワインと特産チーズやサラミ、ソーセージとのマリアージュを楽しむ提案ですね。

3月3日 “Gli altri fantastici due“
 ワインとプッツォーネチーズ、ボティロ
4月7日  “Il sicuro incontra il probabile“ 
  ワインとルカネガソーセージとカルネサラーダ
5月5日  “Piacere, sono la mucca grigia alpina“ 
 ワインとフォルガリア渓谷産のチーズ・サラミ


Osteria San Martino にて19時から20時

主催:トレントスローフード協会
料金:3ユーロ
予約要:0461 263975

2010年2月15日月曜日

Viote-Monte Bondone - ボンドーネ、ヴィオテ


標高1565メートル、日が良く当たる谷あいに位置するモンテボンド―ネのヴィオテ。全長35キロのノルディックスキーコースを設置している。

ここでは自然を近距離で満喫でき、適度な運動になるチャスポレ(ラケット)がますます人気だそう。

用具なしでも、小動物(?)の足跡を見つけたり、雪化粧した冬景色の中ウォーキングするだけで、充分自然を謳歌できること請け合い、トレンティーノの冬をそれぞれに楽しめる。

トレント市内から6番のバスでSopramonte まで、そこからボンドーネVason-Viote までスキーバスが接続しています。(1ユーロ;トレントカード、ウインターカードの保持者は無料)時刻表はこちら、
http://www.apt.trento.it/public/documents/Download/orari_skibus_09_10_web.pdf

2010年2月12日金曜日

Moser Cicli

1933年創業 Moser Cicli のウインドーです。
 


Via Calepina, 37
38100 Trento
Tel. e Fax. 0461 230327

2010年2月9日火曜日

運転免許証更新手続き

ちなみにトレント在住の場合です。

およそ3週間前に「まもなく運転免許期限切れになります」というAutomobile Club Trentoから通知が届きました。
 
以外と親切だなと思いつつ、中心地にほど近いブレンネロ通りの事務所へ免許の更新に出頭してきました。手続きはいたってスムーズ。

<持ち物>
有効な免許証
Codice fiscale
眼鏡屋からの視力適正証明書

ACIに予約のうえ、窓口で印紙手続き料込、85ユーロ (Bクラスの場合)を支払い、眼科医の検診。(裸眼、または矯正視力検査のため、コンタクト使用の場合も眼鏡をかけて出頭する必要があるそう)
約一月後自宅に更新記載の張替シールが届くそうですが、その場で有効な免許証所持者である旨の証明書を発行してくれ、この間は証明書携帯で運転可能とのこと。

その他インフォメーションのあるサイトwww.motorizzazione.provincia.tn.it/patenti/patenti.htm
www.apss.tn.it/public/ddw.aspx?n=47469&h=-2147468044


免許取得については在ミラノ日本領事館のサイトを参照して下さいね。
www.milano.it.emb-japan.go.jp/page5_unten.htm

2010年2月8日月曜日

Pedavenaーぺダヴェナ

トレントの中心地ピアッツァ・フィエラに隣接するビアホール。
ラガービールはもちろん、食事はトレンティーノ地方料理、各種ピッツァも選べる。混み合う週末はちょっと待つことも覚悟でお出かけください。





Birreria Pedavena
Piazza Fiera, 13
38100 Trento
Tel. 0461 986255 - Fax 0461 265238
www.birreriapedavena.com/menu.htm

月、水、木曜 9時から0時30分
金、土曜日 9時から1時
日曜日 9時から0時
火曜日定休

2009年12月2日水曜日

Rovereto駅の壁画

ロヴェレートに到着すると、駅の地下通路にデペーロ風壁画が。



平和の町『ロヴェレート』を象徴する鳩、他にもラガリーナ渓谷、ブレントーニコなど近郊の地域をイメージしたカラフルな抽象画。落書きに片目をつぶって観賞してみるっていうのはどうでしょう。



なお、Mart-Museo d’Arte Moderna e Contemporanea di Trento e Roveretoでは″ヴィンターツゥール・コレクション傑作展″を開催中。(1月10日まで)

トレントから電車で約15分のロヴェレート、クリスマス小市場とともにお見逃しのないように。

2009年11月30日月曜日

Mercatino di Natale a Rovereto

<ロヴェレートクリスマス小市場> 

Dal 28 novembre al 24 dicembre
da domenica a giovedì dalle 10.00 alle 19.30
venerdì e sabato dalle 10.00 alle 20.30
il 24.12 dalle 10.00 alle 17.30

www.roveretoincentro.com/
www.visitrovereto.it/Eventi.aspx?id=983


ロヴェレート中心地のピアッツァ、ロズミーニ大通りにハム、ソーセージ、チーズ、菓子チョコレート、ワインなど地元物産品はもちろん、今年はナポリからプレゼ―ピオの屋台が。(ナポリのサン・グレゴリオ・アルメノ通りはプレセーピオ通りであまりにも有名!)




また開催中の週末ザルツブルグからの合唱団コンサートなど、オーストリア文化にふれる特別イヴェントを企画。クリスマスムードを一層盛り上げてくれそうです。

2009年11月24日火曜日

トレント・クリスマス小市場

Mercatino di Natale - Piazza Fiera


11月21日から12月24日まで 毎日10時から19時 (12月24日10時から17時)、フィエラ広場にて。
www.mercatinodinatale.tn.it/default.aspx

尚、小市場開催中の週末、フィエラ広場を通過するラインA、B、3,8,5,9,10番のバス運行時間と停留所に変更があります。

 
夕方から賑わっているのは市場のフード&ドリンクコーナー。トレンティーノ地方の食文化に触れられる良い機会。

一角にクルッコロのブースがあります。
ここのパランパンポリ(parampampoli)はコーヒー、グラッパ、ワイン、砂糖、蜂蜜、香草入りの飲み物で、鍋で温め沸騰したところに着火、そのまま厚手の小ぶりのカップに注がれる。炎が消えるまで待って、熱々のアルコール入りコーヒーを一腹というのが、山岳地方らしい飲み物ではありませんか。
Rifiugio Crucolo
Loc. Val Campelle 38050 Scurelle (TN)
www.crucolo.it/default.asp

2009年11月13日金曜日

店番犬 - via Mazzini

秋も深まり曇り空がちの近頃、ちょっと目を引きました、黄金犬



バロック時代の建物、Palazzo Larcher Fogazzaro (Mazzini通り)の一角にある貴金属店の番犬?です。

2009年11月10日火曜日

Castello del Buonconsiglioーブオンコンシリオ城

基礎部分は8世紀のもので、当時はマルコンセイと呼称された。現在では使われないが1300年頃からとされる小さな丘を意味する場所の名称で、後に好印象の意味合いの現在の名前に変更された。

複数の建物からなり異なる時代の建築様式がみられることから、現在の姿になるまでに何世紀にも渡り建て加えられたことがわかる。

もっとも古い部分はローマ時代のもので、12世紀のカステルヴェッキオと(15世紀に再建)アウグストの塔である。続いて13世紀後半から14世紀、当時の司教により大きく手直しが行われ、見事な国際ゴシック様式のフレスコ画『月歴図12カ月』の描かれたアクイラの塔をつなぎ、狭間胸壁とヴェネチア・ゴシック形式の長い回廊を建築した。

16世紀ベルナルド・クレシオ司教伯がトレント市の都市計画において修復を行い、城の南方にルネッサンス様式のパラッツォ・マーニョを建てさせ、ドッソ・ドッシとジローラモ・ロマニーノによるフレスコ画が描かれた司教伯の居城となる。



第一次世界大戦の間、裁判所の部屋(15世紀)はイッリデンタ併合主義者、チェーザレ・バッティスティ、ファビオ・フィリツィ、ダミアーノ・キエザの判決の舞台となる。
裁判により死刑宣告後、3名は開廊に設けられた独房に入れられる。その後城の東側の中庭で1916年5月19日ロベレートのダミアノ・キエザは銃殺が執行。バッティスティとフィルツィは翌年7月12日に絞首刑が執行される。


Via Bernardo Clesio, 5 - Trento
Tel +39 0461 233770
Fax +39 0461 239497

開館時間:
10 時から18時(5月30日-11月8日)それ以外9時30分から17時

閉館日:
祭日以外の月曜、1月1日、12月25日

入場料:
一般 €7、割引 €4、アクイラの塔別途 € 1(要予約)、ガイド料別途 € 2(指定時間)

http://new.buonconsiglio.it/

2009年10月27日火曜日

Monumento momentaneo

10月9日から来年1月30日まで駅前広場のダンテ像が8メートルまで積み上げられた砂袋に囲まれ、保護される(?)そうです



Galleria Civica di Trento が提案する現代アートだそうですが、、、
確かに現代 'Art'と主張すれば、その時点でアートになる可能性は十分あるけれど。個人的に、
1)修復し始めて、途中で仕事を投げ出した
2)金銭的に問題があって中断中
3)もっと積み上げる予定が、現代アートに対する世論の反対意見が多すぎて中断した、などと勘ぐってしまいました。

しかし、現代アートと誰かが高く評価して、県予算を注ぎ込むのはどうかと思う『アート』。こうなると『現代アート』とは美を表現するものに限らない、表現の自由を主張したものだね、と解釈したくなります。

地元ニュースでも大きく報道され Youtube に流れたもの。



イタリア語の父ダンテを保護することはイタリア語を保護するという意味合いを持つんだそうです。『保護』というより『閉じ込めた』感はする。人目を引くという点では成功してますが。

2009年10月26日月曜日

Festa della Castagna - Castione 編

Castioneの栗祭りは共同組合と観光局とが協力的。



栗1キロ6ユーロ、持ち帰りに便利なトレンティーノロゴマークのお土産用箱入り。
5キロで30ユーロ、というのが今年のお値段です。

2009年10月6日火曜日

地上デジタルテレビ放送

トレンティーノ全ての地域で徐々にアナログ放送が停止され、地上デジタルテレビ放送が開始されます。

15日ジュディカーリエ渓谷に始まり、約2週間後の27日にはトレント市内、アディジェ渓谷、ラギ渓谷、チェンブラ、フィエンメ、アルタ・ヴァルスガナ、ノン渓谷の全9地域が変わります。

rai2とrete4の2局は既に2月からデジタル放送が始まっているので、不都合を感じてもう準備している家庭もかなりあるはずですが。

トレンティーノでは75歳以上になる県民(2009年12月31日まで)に対して受信機を50ユーロで配付。でもこれは昨年までちゃんと受信料を支払いしていることが原則ですって。(払わない県民も多い?って)

それ以外の若者?は、新しいTVに買い換えるか、少し金額の張る専用受信機を購入するか、またはこの際テレビを見ないか、の選択をしなければなりません、、、よ。

2009年9月30日水曜日

Casa D'Arte Futurista Depero



フトゥリスタ・デペーロの家

Via Portici 38, Rovereto Trento
Tel. 0464 431813 Infoline 800-397760


開館日:火曜から日曜 10時―18時 
休館:月曜
入場料:一般大人6ユーロ、Mart共通券 12ユーロ、MartRobereto , Palazzo delle albere, Casa d’arte Futurista Depero 3館共通券 15ユーロ



同じポルティチ通り、キルト工房がありデペーロのデザインをキルト再現してます。



ついでに、
 
10月3日(土)はAmaci(Associazione dei Musei d’Arte Contemporanea d’Italia)主催、第5回 Giornata del Contemporaneo, いわば “現代アートの日”

Mart ではJpeggyプロジェクトの紹介、“イタリアのモダンアート、サンロレンツォ工房” 展、ステーファノ・カゴール作“9月11日”上映などを企画、ニューヨークMOMAの写真展と常設展は入場無料、9月19日から始まった“ヴィンタートゥール・コレクション展 ”が割引(7ユーロ)(デぺーロの家とアルベレ宮は通常タリフどおり)になるという嬉しい一日。

2009年9月17日木曜日

自動販売機登場



トレントには24時間営業のコンビニエンスストアなどありませんが、近頃スーパーcoop.(Piazza Lodron)の入り口に自動販売機がお目見え。

24時間セルフサービスという販売機はやはり便利でしょう。
夜19時以降や休日、ここで用が足せるものもあるし、買い物ひとつで長い列のレジに並ぶ時間が省けることも利点かな。

そういえば、あるパン製造業者も自動販売機を設置するチラシを配布中でした。きっとこちらも重宝でしょう。

休日にどうしても必要なものって限られてくるので、全部『コンビ二』にしなくてもこの程度で生活できる、ってことですが、かなりの種類のものが『自販』でまかなえそうです。

Autunno Trentino

ラルゴ・カルドゥッチ



恒例秋祭りの旗が翻っています

2009年9月11日金曜日

9月のトレント

こちら、市庁舎の中庭に建つネプチューンの彫像



"Autunno Trentino ”

今年は9月18日(金)~20日(日)と25日(金)~27日(日)に行われます。


http://www.autunnotrentino.com/


私が最も気になるのは、Enoteca Grado 12 とCasa del Caffe`の共催ワインスタンド。

家に帰るにはまだ早い、という気分についなる週末、
チェントロ・ストーリコをちょっと散策
それからチェーザレ・バッティスティ広場に立ち寄ると
ばったり知り合いに出会っておしゃべりに興ずる
甘~いお菓子(または塩味のスナック?)をつまんで、
食前にちょっとワインを飲もうかな
とかなるんですね。

6日間の期間中は19時から(日曜は昼も) "トレンティーノの秋" のメニューを日替わりで著名なレストランシェフが提案。
恒例の特産品の販売スタンドもでるので、美味しさを一度に味わえる機会です。

2009年8月28日金曜日

ジェノヴァ渓谷

アダメロ・ブレンタ自然公園にあるジェノヴァ渓谷の散策は、

歩きで CarisoloからMarga Bedole まで全長17キロ、『滝の遊歩道』を。
またシャトルバス『ジェノヴァ渓谷エキスプレス』は マドンナ・ディ・カンピリオとストレンボからMarga Bedole まで 5ユーロ(PARC Card付)
駐車場は Centro Servizi/Digaまで乗用車7人乗り3ユーロ(白線)8ユーロ(黄線)。赤線内Ponte Maria-Piana di Bedole駐車場が9時45分まで、18時以降は無料

またマウンテンバイクのレンタルも出来ます。
6月13日から9月12日までの毎土曜と8月毎日曜はガイド付きの山岳トレッキング(5ユーロ、PARC Card付)を募っています。

ナルディスの滝からまで森の散策道を約50分ほど



時々架かる木の橋を渡って



サルカ川を上流



花崗岩から形成される崖山も望み



まもなく



ラレスの滝に到着。
ラレス(Lares) とは ラリチェ(Lariceーカラマツ)のことだそう



散策道は初心者、観光客でも十分歩けます。
森林浴と水流を楽しみたい方は時間に余裕を持ってのんびり進みましょう!

曇り空のこの日、こちらドロミティ・ブレンタ。
地質の違いは色、ドロミティは石灰岩の白い岩の塊です。


www.pnab.it

2009年8月25日火曜日

ノン渓谷



新しくトンネルとバイパス線が開通したおかげで、ノン渓谷までのアクセスがトレント市内からもヴァルスガナからもぐっと早くて便利になりました。



この谷の良く日が当たる開けた高原地帯は一面りんご果樹園です。
ヨーロッパに流通するりんごは約50パーセントがイタリア、トレンティーノ・アルトアディジェ、ヴァレ・ダオスタ、ヴェネト、エミリア・ロマーニャなどの栽培産で、そのうちの20パーセントはノン渓谷産なんだそうです。

地元の約5000の小規模の果樹栽培業者がメリンダ共同組合に加入。9月からロイヤル・ガラの収穫が始まり続いて3種類のDOP―Renetta Canada、Red Delicious, Golden Delicious、冬が始まるころがフジの収穫になります。



こちらは早めに収穫する『ロイヤル・ガラ』。甘酸っぱいフレッシュな味で日本のりんごの味に近いかな。

2009年8月2日日曜日

鉄道ヴァルスガナ線



トレントとヴェネツィア間を結ぶ鉄道ヴァルスガナ線。
湖のほとりや渓谷の自然の景色を堪能できる各駅電車が走っています。

注目は電車の自転車のマーク、自転車輸送ができるそうで、トレンティーノに網羅しているサイクリングロードにもアクセスできます。

鉄道時刻は
www.trenitalia.com/trenitalia.html

サイクリングロードは
www.piste-ciclabili.com/itinerari/83-itinerario-della-valsugana


ヴァルスガナ線はトレントからのヴェネツィアやバッサーノ・デル・グラッパ方面日帰り観光に便利です。

2009年7月24日金曜日

ネプチューンの噴水




ピアッツァ・ドゥオモの噴水に立つネプチューン像

噴水は1767年のFrancesco Antonio Giongo(1720-1776、ラヴァローネ生)のプロジェクト。
彫像はレプリカでオリジナルは市庁舎の中庭にあります。

2009年7月18日土曜日

Viaggio nella luna-月世界旅行

とき:7月20日 21時より

ところ:Viote di Monte Bondone-ヴィオッテ(モンドーネ山)

シネマ上映:Viaggio nella luna-月世界旅行 (1902年 ジョルジュ・メリエス監督)


1969年初月着陸40年を記念して、1902年のメリエス監督のサイレント映画『Viaggio nella luna』にエレクトリックギター(ダニエレ・フィロジ)とドラム(エンリコ・オルファノ)が色を添える。

トレント自然科学博物館主催、『Terrazza delle Stelle』プロジェクト

2009年7月7日火曜日

DOC-Denominazione di Origine Cinematografica

『ワインと映画』新しいワインの楽しみ方を提案。
ワイン醸造をより理解してもらうためにワイナリーを解放、試飲の後野外での映画も楽しめるという夏期ならではのイヴェント。まだ間に合うこれからのプログラムを紹介しておきます。


7月9日(木)

HAPPY GO LUCKY-LA FELICITA` PORTA FORTUNA (’08年英、118分)

VITICOLTORI IN AVIO - Via Dante, 14 Avio 

7月16日(木)

BE KIND, REWIND ('07年米)

MASO MARTIS - Via dell'Albero, 52 Martignano Trento

7月23日(木)

ELDORADO ROAD ('08 ベルギー、85分) 

AZIENDA AGRICOLA DE TARCZAL - Via G.B. Miori, 4 Marano d'Isera

7月30日(木)

TI AMERO` SEMPRE ('07 仏、115分)

CANTINE FERRARI F.LLI LUNELLI - Via Ponte di Ravina, 15

8月6日(木)

VUOTI A RENDERE ('07 チェコ、100分)

NAVICELLO IST. AGRARIO SAN MICHELE - Via Navicello, Borgo Sacco

8月20日(木)

PRANZO DI FERRAGOSTO ('08 伊、75分)

STORIE DI TERRA E DI REZDORE ('07 伊、42分)

CASTEL PERGINE - Via al Castello, 10 Pergine Valsugana


8月27日(木)

ONCE ('06 アイルランド、91分)

CASTEL PIETRA - Loc. Castelpietra, laterale SS 12 del Brennero Calliano



* 約100人まで収容可、野外での映画上映。雨天の場合もワイナリーはオープン
* 入場料、10ユーロ(ワイナリー入場、試飲、映画上映を含む)

詳細は

STRADA DEL VINO E DEI SAPORI TRENTO E VALSUGANA:blog enotourtrento.it
または
STARADA DEL VINO E DEI SAPORI DELLA VALLAGARINA: www.stradedelvinodeltrentino.it/vallagarina

2009年6月30日火曜日

オルガンコンサート in Trentino

お近くへお越しの皆さま

吉田愛さんのコンサート情報、トレンティーノ編です



アブルッツォ地震チャリティーコンサート
7月4日(土) 21時から
ダイアーノ(フィエンメ渓谷・トレンティーノ州)
「オルガンとチェンバロによる連弾」
www.trentino.to/it/guide/85202sy,it,SCH1/objectId,RGN3350it/home.html


7月11日(土)
ボロニャーノ(アルコ・トレンティーノ州)
「オルガン連弾コンサート」
http://www.vitatrentina.it/media/imported_images/una_chiesa_storica/bolognano_di_arco-_veduta_aerea_della_chiesa-_foto_d.pivetti


愛さんのとっても楽しいブログ『オルガニスト愛のイタリア山小屋生活』にも情報掲載してますヨ

2009年6月9日火曜日

アディジェ川とトレント



狭い渓谷間の裾を流れるアディジェ側に沿って南北に発展している町トレント。ビンデジから望む中心地、北部方面。



こちらは南部方面。マッタレッロのジャンニ・カプローニ航空学博物館が見える。

アディジェ川は全長約410キロ、イタリアではポー川に次ぐ2番目に長い川です。源はアルトアディジェのヴェノスタ渓谷、トレント、ヴェローナからキオッジャの町を流れアドリア海へ流れています。

今年のフェステ・ヴィジリアーネは6月18日から26日まで
期間中のイヴェントプログラム、詳細は
www.festevigiliane.it

2009年5月29日金曜日

festival ECONOMIA trento

第四回トレント・エコノミーフェスティヴァル、5月29日から6月1日まで
さまざまなプログラムはこちら

http://2009.festivaleconomia.eu/


経済に興味があってもなくても覗いてみて面白そうなものも幾つかあります。

<コンフェレンス>トレント大学経済学会議室
6月1日(月)16時30分
『日本経済恐慌は我々に何を示したか』(アニール・カシャップ中継参加)


5月30日(土) 14時30分
Rudolf Steiner School :
父母のための一般公開授業

5月30日(土)~6月1日(月)10時-22時
味覚工房;
トレンティーノスローフード協力

5月30日(土)~6月1日(月)10時-22時
ビチグリル
無料レンタルサイクル

5月31日(日)10時ー16時
La biciclettata del Festival;
サイクリング訪問 "Cantine Aperte"


5月30日(土)10時~12時
Al Caffe` delle Lingue;
トレント大学Welcame Office、Il Gioco degli Specchi協賛
"言語と文化を知る広場"

<Via Manci>
5月31日(日)8時30分ー10時30分
アーバントレッキング Povo Villazzano







 

2009年5月25日月曜日

Strauben



『ストラウベン』お祭りに欠かせない揚げ菓子。

語源の『straub』はくねくねした、カールしたという意味。
小麦粉、牛乳、砂糖、イースト菌、卵、バターが原料。棒状に練った生地をクネクネまるーく揚げて、粉砂糖をかけ、赤ベリージャムをのせて食べる。

この地方のどこのお祭りでもどこかで揚げていて、砂糖の甘ーい匂いで食(菓子?)欲そそられるんです。

隣村の'春祭り'で。

2009年5月21日木曜日

デモンストレーション



私だったら、、

大声を張り上げて中心地を練り歩くのを反対しますけどね。

2009年5月18日月曜日

ワインとお菓子

トレンティーノワイン展示会の覚書
<ガルダ湖からノーチェ谷へ>ワイン街道舌つづみ、食後酒とお菓子編。



VINO SANTO-ヴィーノ・サント、Valle dei laghi産の甘口ワイン。(右)
葡萄はもちろんオリーブ栽培にも適している温暖な地中海型気候、狭い渓谷間をガルダ湖からの通しの良い風が吹く、いくつかの湖が点在、ヴィーノ・サントを特徴つけるかかせない条件だそうだ。

土着種のノジオラを藁のうえで乾燥させ干しブドウの糖度が高まったところで果汁をしぼり発酵、密封した樽で6年から7年熟成する。透明な琥珀色をした甘口の食後酒。

GRAPPA-グラッパは葡萄の搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留してつくる食後酒。(中央透明)

そして同伴するお菓子は『フレゴロッティ』と『チョコレートと梨のタルト』。二種類のお菓子を二種類の食後酒と飲み比べてみるって提案です。



フレゴロッティとはトレンティーノ方言で正式にはスブリソローナ。砕いたアーモンドと小麦粉、バター、砂糖、卵を急いでまぜて、粉々の生地をオーブンで焼くトレンティーノのお菓子なんだそう。

アーモンドのパサパサ感を甘口のヴィーノ・サントが口の中でしっとりしっくり、正当的ヴィーノ・サントの飲み方。そして、グラッパとチョコレートのタルトは双方の強い風味が上手く調和。

最後に協賛Pisoni蒸留酒製造所の'お父様'考案のチョコレートグラッパを試飲(左)。これはジェラートなどにちょっとかけて頂くというのがお薦めだそうです。

2009年5月13日水曜日

Mostra VINI DEL TRENTINO


第73回トレンティーノワイン展示会
《Teatro Sociale》
5月15日(金)18時から22時
5月16日(土)17日(日)17時から22時
5月18日(月)業者限定
《Palazzo Roccabruna》
5月15日(金)18時から22時
5月16日(土)17日(日)10時から22時
5月18日(月)15時から20時

中心地の歴史的建物テアトロ・ソッチャーレとパラッツォ・ロッカブルーナの2か所を拠点に『トレンティーノワインとグラッパ』を紹介、葡萄酒製造を知って味わう4日間。

テアトロ・ソッチャーレでは60社の地元ワイナリーがこれから発売になる自家製ワインを紹介、試飲を提供。小会議場で食とトレンティーノDOC、イタリアソムリエ連盟トレンティーノ支部、スローフード食工房、ワインテスター協会をはじめとする協賛団体の特別セミナーやソムリエ付きの試飲会を企画(要予約)。

エノテカ・トレンティーノことパラッツォ・ロッカブルーナにはテアトロ・ソッチャーレで試飲できるすべてのワインラベルが展示。また同種類の葡萄から製造されるワインやグラッパの生産者による味の違いを比べる試飲を提供する。

入場料12ユーロ

なお、18日は業者限定で、ベストソムリエを選ぶコンクール開催。
ワイン展示会開催中チェントロ20か所以上でアペリティフ“トレンティーノDOC” を提案するそうです。

毎年恒例にお目見えする『旗』もチェントロに定着しつつあります。

2009年5月8日金曜日

Trento Card-トレントカード

トレントとモンテ・ボンドーネ散策にお得で便利。

TRENTO CARD 

24時間用 10ユーロ
48時間用 15ユーロ


《カードで入場できるもの》
* 博物館の入場:ブオンコンシリオ城、トレントMART近現代美術館、G・カプローニ航空学博物館、司教区博物館、銅器博物館、トレント自然科学博物館、SAT博物館、アルプス歩兵軍歴史博物館、SASS、ボンドーネ山高山植物園
* ガイド付きワイナリー訪問と試飲(催行日)
* 市内バス
* トレントーサルダーニャ間ロープウエイ
* レンタルサイクル
* ガイド付き中心地散策ツアー

そのほかに、協定の駐車場、タクシー、商店、レストラン、プール、スポーツジム、ビューティーセンター、スケート場、スキー場、スキー学校、パラグライダー、レンタルスポーツ用品では10パーセント割引の特典も。

また48時間用はさらに、
* ロベレートMART
* べセノ城
* サン・ミケーレ。アッルアディジェ・トレンティーノ民族資料館
* イタリア戦争史博物館
もカードで入場可。

事前によく計画を練って目的の場所へ出かけてみましょう。

http://www.apt.tn.it/Home.htm