2016年3月27日日曜日

BUONA PASQUA


PIAZZA VENEZIA

(私的に)信号待ちで立ち止まることの多いロータリー。新芽の薄緑色と桜色の花がすっかり春めいてるなぁなどと。

実はほぼ毎年この季節は帰国しているので、何年かぶりにトレントで春の訪れを迎える。まだ冬の最中に発ち新緑の季節に戻ること何年、景色が白から見事に緑に変わり、日中もすっかり長くなる、空港から高速に乗り助手席で窓の外をのんびり眺め、そういった些細なことに毎年のように感激。

今年は3月最終日曜日(サマータイムの始まり)が復活祭と重なり、 春の訪れともに、いきなり日中が長くなったことを実感。晴天になったことも特筆すべきことのひとつ。






2016年3月15日火曜日

3月初旬、#冠雪 #Trento #neve



待ちに待った雪なので、もう一枚。
ちなみに、ここ数日気温が緩みすっかり溶けてはおりますが。

2016年2月24日水曜日

積雪 #Lavarone



先週末晴天。
となれば、森へウォーキング。
それにしても2月後半になりやっと、初めて十分な”積雪”体験しました。
暖冬(だった)の今季は確かに過しやすいけれど、個人的に「冬」の冷たい空気、好ましくも懐かしくも思っています。


雪を待っていたのは、スキーヤーやスノーボーダーだけじゃないらしい、、、
スノーマウンテンバイカー(?)だっているんです。

2016年2月15日月曜日

Gattice

晴天が続いた一月。そろそろ雪が降らないと水不足を心配しなければね、と言っていた矢先、雪のち雨、曇り。



それにしても、日中の気温が8度から10度ほどになる暖かい冬を過ごしております。
さて、雨上がりに見つけた ”猫ヤナギ?”。イタリア語でも猫の尻尾に似ていることから 「GATTICE」と言うんだそうな。(GATTOー猫)
ちなみに辞書を調べると、ハクヨウ、ウラジロハコヤナギ、ギンドロというものらしい。
通常は春先に見られるというから、今年は殊に「暖かい」ということです。


2016年2月2日火曜日

ボンドーネ山 ヴィオテ #Monte Bondone #viote 

午後遅い時間まで良く日の当たるヴィオテへ。


今期は今のところ積雪なし。冬のボンドーネのめずらしい景観です。


遠方にコルネット (2180 m)、ドス・ダブラモ (2140 m)、チーマ・ヴェルデ (2102 m) を眺め、別方向に見えるドロミティ・ブレンタも十分鑑賞しながらのんびり歩く。晴天の冬出来るほぼ恒例の”お好み散歩コース”です。これでざっと6〜7キロくらい。

ちなみに3つの山頂トレッキングコースもあるんだそう、歩き慣れた折には是非、早起きして挑戦してみたいものです。



2016年1月25日月曜日

1月編 カルドナッツォ湖 #Caldonazzo

幸いな好天気の週末。



日頃忙しい友人たちとやっと近場でランチ計画することになったのに、シーズンオフのトレント近郊で、1)美味しい 2)立地条件が良い 3)適当な金額(おまけに人数がまとまったから)この3条件で探すのが、ちょっとした難題に化した。レストラン(またはアグリツール)何しろありそうでない、休暇中なのだ。

居心地よい顔ぶれで過ごすランチ、というのが第一だったので、そういう意味ではすでに満足なのだが、基本的な条件は、それは一人でもカップルでも、大勢でもそう変わらないのである。

結局”近い”カルドナッツォ#Caldonazzo 湖岸に決定。なんと一軒だけオープン。
ガラス張りのテラスは陽がよく入り明るく、子供達が遊ぶスペースもあり、味も笑顔のサービスもなかなか好印象だった。

おかげさまで、閑散とした湖 岸散歩もたまには良いではないかと思えた次第。











2016年1月19日火曜日

フォルガリア #Folgaria

やっと(?)寒気団が侵入。



過ごしやすいのもいいけど冬は寒くなければね、などと鷹揚に構えていたら、先週末から突然冬型の天候に。イタリア南部では大雪で混乱しているそう。ところが残念ながら、トレンティーノ#trentino には雪がちょいと少ない、冷え込んでますが。

それでも良く陽が当たる日中のうちに外出しなければと、厚着を決めこみ武装して、フォルガリアへドライブ、ひと歩きしてきました。

まあフリークにとっては滑走路があることが大事なわけですが、スキー場 #folgariaskiでもめずらしく芝が背景です。

さて、なんだか近頃スノーボーダーが実に多いということを発見。
厳ついヘルメットかぶって勢いよく団体で降りてくると、先日3Dで観た 「スター・ウオーズ」#starwars7の戦士を思い出して壮観なのでした。(サイエンス・ファンタジーはほど近いところに見られるかも、です。)

ドロミティ・ブレンタ#dolomitidibrenta が遠方に。つまりトレント近郊の山頂からは、この山群が大抵望める、というわけです。
個人的には ”冬も歩く”。少しだけ日も長くなるこれからですから。



2016年1月13日水曜日

Pinè ピネ

高原保養地バセルガ・ディ・ピネにあるセッライア湖。



かつては湖上スケートが楽しめた湖のひとつ。実際大抵の冬にはほぼ全面氷結がみられます。高原の冬の空気は気持ちがよくて、一周散歩ができてしまう。
暖冬の今シーズンは湖岸に薄く張ったらしい形跡が少々。ありがたい反面ややもの足りない感ではあるものの、、、

2016年1月5日火曜日

FELICE ANNO NUOVO




「33人のトレント人」すっかりご無沙汰してしまいました。
遅くなりましたがご挨拶。

大晦日を盛大に祝った後、朝がきた途端に何事もなかったように、あるいは昨晩の疲れを癒す休暇日みたいに、(日本人からすると)重要な年の初め「元旦」を過ごす生活をずいぶん長くしていますが、今年は元旦から週末になったおかげで、久しぶりに”のんびりお正月三が日”を過ごしました。かの間には良きも悪しきも、通常しみじみと昨年の反省や新しい年の展望など思い巡らすものです。

この20年くらいの間にイタリアも変わりました。とても普通な言い方ですが(笑)
ことにこの5年くらいの間に”本の頁を一枚めくったように様相が変わった”と感ずるのは、すでにめくり終わり、新しい頁に読み進んでいるということなのかもしれませんが。

皆さまにとっても穏やかな一年でありますように。

2015年11月2日月曜日

秋色 in Trentino

日中は気温がほどよく上がる11月初旬です。


週末はチェイ湖へ導く林道をドライブ。


先週の雨が、自然を水で溶いた絵の具で描いたように彩色され、


さらに秋色を満喫。快晴!しばらく嬉しい快晴が続くそうです。

2015年10月25日日曜日

ネプチューンの噴水

ドゥオモ広場にある、かの「ネプチューンの噴水」。


見慣れたつもりであっても時折、”本当に美しい景観”だと感嘆する。
まさにこの午前中は秋晴れのそんな一時でした。

2015年10月14日水曜日

秋色、トレント丘陵編

10月に入り一雨ごとに冬が近づく気配。こちらの秋は赤色系でなく黄色系ですが。


実を結んだマルメロの木に初めて遭遇。


やはりトレント郊外丘陵は懐かしい景色によく似ています。


2015年10月6日火曜日

カルドナッツォ湖 Lago di Caldonazzo

トレントから約17キロとほど近いカルドナッツォ湖(Lago di Caldonazzo)。観光客がぐっと減る季節の変わり目頃から、地元民のウオーキング(またはサイクリング)にちょうどいい。


私的にドラゴンボート競技会参加も思い出深い、、、。


高台ボセンティーノから臨む。


”眺望通り”と名のついた索道があるのです。いやはや良い眺め。
鉄道ヴァルスガナ線が湖畔駅カルチェラニカを通過、渓谷景色が長く続いた後に一時見る湖と、その近さは少し嬉し驚きといったところでしょうか。

2015年9月29日火曜日

IL COLTIVIAMO IL GUSTO - PALAZZO DELLE ALBERE

パラッツォ・デレ・アルベレ( #PALAZZO DELLE ALBERE) にて、#MUSE と#MARTの共催プロジェクトのトレンティーノ・フード・エキシビジョンが行われています。


ミラノ・EXPO2015と同時進行、10月31日まで。



チーズやサラミ、スペックなど、トレンティーノの食に関する小さな疑問アレコレ、わかりやすく興味深く展示。



すりガラス越しにMUSE、2階のテラスからは、正面にチェントロ(中心地)のトレ・ポルトーニまで、ダイレクトに結ぶかつての農道(現在はもちろん舗装されていますが)が望めます。その几帳面さに脱帽、、、



イタリア人はジェオメトリックが大好きな民族だと、またまた思う。


エキスポ開催残り一月、見てから行くか、行ってから来るか、、、ですね。



2015年9月19日土曜日

秋空 with Torre Vanga

駅近郊、アディジェ川に架かる橋を見張るために13世紀に建てられたヴァンガ 塔(Torre Vanga) が見える。



さてもう秋空。朝晩かなり涼しくなってきたこの頃です。
天気と同様、名残惜しむというメンタリティーはイタリアにはないのかも。サクッと季節は変わる。


2015年9月17日木曜日

草々、飛行フェス @Aeroporto G. Caproni  

さて初秋には微妙な天候の日曜もまたあり。
先週は雲行きの怪しい午前中にジャンジャンニ・カプローニ空港で行われていた”飛ぶ”を教える「Festivolare」(12・13日)”飛行フェス?”訪問してきました。


隣接したG・カプローニ航空学博物館で、ひとしきりアンティークスタイルを再び満喫した後飛行場へ。
そういえば5月のある日アディジェ川ウオーキング中のこと、グライダーと曳航する二機が雲の間に飛ぶのを「ほぅっ」と眺めたことがあった、、、


しかし鳥以外にも様々飛んでいるものだなぁと。



トレント上空サイトシーニングツアーもあるんだそうな。


ヘリコプター会社の倉庫も一般公開。
家族連れに大好評だったとか、我が家の大人2名(乗物好きなんでしょうか?)にも興味深いイベントでした。

2015年9月7日月曜日

ガルダ湖日和 @ Lago di Garda

まさにガルダ湖ドライブ&プチ・トレッキング日和の良く晴れた9月第一日曜日。


北東にあるパノラマ遊歩道(Busatte 〜Tempesta) からの眺望。

ガルダ湖は、ブレーシャ(ロンバルディア州)、ヴェローナ(ヴェネト州)、トレント(トレンティーノ・アルトアディジェ州)の3県にまたがる、イタリアの中ではもっとも広く、面積およそ370キロ平米、コモ湖に次3番目に深い湖です。

トルボレを望む
また、夜中から午前の早い時間に北から南へ吹く" IL PELE'R "と、昼近い午前中から午後に南から北へ吹く"L'ORA " 風のあることでも知られます。

時に風が止まる時もある、、、
このほぼ1日中吹く良い風を利用した、ヨットやウインドサーフィンなどのウオータースポーツが盛んで、国際、国内コンペティションの開催地としても最適。湖岸の幾つかのポイントでは、大人から子供まで学べる様々なコースももちろん充実。



この日は、モンテ・バルドからパラグライダー愛好家たちも優雅に(?)飛行。
午後には十分気温が上がりますし、まだまだ日光浴客も少なくない。日差しもある時に惜しまずに、、、

目的多様に楽しむ、ガルダ湖日和の過ごし方、ほんの一部ですが。

2015年8月10日月曜日

メンドラ峠より

トレントとボルツァーノの県境に位置するメンドラ峠からは、カルダーロ湖を結ぶケーブルカーが運行しています。


峠からアディジェ渓谷を望む。北方には、ボルツァーノがこんな風に広がっています。



下を覗くと、街がミニチュア模型のように見えるのがまた面白い。


また、かなり急カーブの山道があることも見えてしまう。


上手い具合に良い景色に見えるのは、緑に恵まれているおかげかも。

2015年8月8日土曜日

FESTIVAL PIU' PIANO

今年第8回目になるという、ピアノと他の楽器とのコラボレーションコンサート「ESTIVAL PIU' PIANO」が行われています。


先日ピアノ連弾コンサートに行ってきました。
美しいフレスコ画で装飾されたSOSATの会場もさながら、フランツ・リストをダイナミックに弾くパフォーマンスにすっかり魅せられ、大満足な一夜を過ごしました。

8月26日までのフェス、後半は山岳方面に移動するようです。




2015年8月4日火曜日

@ Piazza Venezia  ピアッツァ・ヴェネツィア

暑い日が続いていたこともありますが、"良く計算されてる"と感心、一瞬立ち止まってしまうこともある。


馬像はトレンティーノ出身彫刻家、ERALDO FOZZER (1908-1995) の作だそう。
いつもは気無しに通り過ぎてしまうロータリーですが。